人様の給料

日本では個人的なお金に関する話題を堂々とするのはタブーだと、暗黙のルールのようなものがあります。
しかし諸外国では当たり前のことで、「その服どこで買ったの?」というようなことと同じような気軽さで「給料いくら?」と聞かれます。

日本で働くアジア人の人に、給料はいくらかとか、親の給料や貯金額、家の価格、まで尋ねられたときは参りました。
すべて濁していたのですが、あまりにしつこいのでたしなめてしまいました。
とくに貯金額や給料に関しては、人に言うと盗みの対象にされたりするので話さないのが一般的だし、それを聞いてどうするの?給与や家の価格で人を判断する材料にするんでしょう?とたしなめた、というか怒りました。

彼女は、あまりもらっていないことが恥ずかしいわけではないから給料を聞くのは当たり前だと反論したので、でも日本では違うから、嫌な人だと思われちゃうよ〜!と返しました。
すると彼女はさらに、「でも、あなたも気になるんでしょ、人の給料。」と言われて、何も言えなくなりました。

確かに、タブーだからこそ、私だけじゃなく、他人の給与額が気になるという人は多いと思います。
自分と同年齢の人がどれだけ給料をもらっているのか、相場が一覧となっているサイトなどを見ては、転職しようかなぁ…と思ってしまいます。

家の値段などは、サイズや建っている場所などを見ればだいたい検討が付きますので、額を聞かなくても分かります。
しかし貯めている額までは分かりません。
日頃から倹約して切り詰めている友人の給与が実はかなり高いと知り、密かに驚きました。
やっぱり私は人の給料が気になるみたいです。

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