後輩からのお誘い

後輩が申し訳なさそうに「今度日曜日空いてますか?」と言ってきたから「空いてるけどどうした?」と聞くと「買い物付き合ってほしいんです」とお誘い…。
男の後輩にモジモジされながら買い物に誘われるなんて…もしかしてアッチ系なのか?って思って迷ったけど、まぁ暇だし良いかと思ってOKした。

詳しく話を聞いてみると当然アッチ系とかではなく、俺がいつも持ってるカバンとかスーツがかっこよく見えるから、売っている店を教えてほしいらしい。
ちょっと恥ずかしくなったけど、かなり嬉しかった。
入社した時はお金もなかったから、汚いバッグに履き慣らしすぎた靴。
そして安いスーツを着ていた俺。
その俺に対して上司が「ビジネスってもんは見てくれも重要なんだぞ」って教えてくれたんだよなぁ。
それからスーツとか持ち物に気を使う様になった。
ハイブランドとかじゃなくてもいいから、機能性に優れていて清潔感ある物が一番良い。
上司にアドバイスされた次の給料でスーツと靴とカバンを新調した事を今でも覚えてる。
今まで自分が持っていたものよりワンランク上のものにするだけで自分自身の気分も上がって、不思議と良い仕事が出来て成績も上がったし、取引先からは「印象変わったねぇ」と言われて評判が良かった。
上司が言っていた様にビジネスには見てくれも重要なんだなぁと思った。
だが困った事に最近はもっぱらネットショッピングなんだよなぁ。
って事でオススメサイトをまとめたリストを後輩にメールで送ってやった。
日曜日何しようかなぁ

立場の違う者同士

新人さん&後輩さん&年下さんに指図されるのはなかなかツライものがありますね。

去年、一回り以上年の離れた方が入社してきました。
けっこう前に出るタイプで、うちは接客業なので良し悪しです。
もちろん彼女には良いところもあるのです。

けれども今年に入り、私の結婚後、彼女と立場を交替しました。
言ったら新人さんの枠なのですが、店長も認める腕のある方で、技術もどんどん身についていきましたので、交替となりました。

私は扶養に入るから少なめに働きたい、彼女はバリバリ働きたいということで、店長補佐を引き継ぎました。

その彼女に指示されるのも自分が控えめにしなくてはいけないことも重々承知なのですが、実際その立場になるとこれが辛かったのです。

年下に指導されるという私の変な負けたくないというプライドがうずく。
経験論からこうしたほうが良いと伝えてみるのですが、彼女は直感を大事にする。
…なかなか伝わらない。

一からこれはこういう理由で過去にこういうリスクがあったからこうした方が良いと細かく丁寧に説明しないといけないのが労力を使いますね。

また、お若いので瞬発力の良さは誰にも負けませんが、時に もっと落ち着いてくれたらなぁ…と気持ちが忙しくなってしまいます。
そして、私語が多い。
学生のバイトさんとお客様の前でキャピキャピ話すのは参りますね。
せめてヒソヒソ話してほしい。

以上いろいろ記載しましたが、わたしが完璧な人間でもなく、彼女の良いところはたくさんあります。
お客様からの評判も上々です。
なので、彼女の良いところ探しをこれからも継続して頑張っていきたいと強く思います。

«
»