息子の育児

女系家族で育ち、「男の子」というもの自体、異質でどう扱えば良いのか戸惑う事の連続だった息子への慣れない育児。
上の子である長女への悩みが何事にも挑戦したがらず消極的だという事だったのに対し、息子の方は「さっぱり話が通じない!」という、こちらをストレスフルになせてくれる悩みを抱えてきました。

娘の方は一度注意した事は次からはしないのですが、息子は何度言っても聞いてはいない。
例えば、笛やラッパ等、口に含む玩具を床に直接置いては汚いからダメよ・・という注意を三年程し続けて、やっと治りました。食事時に肘はつかない、食べ物を口に入れながら喋らない、主語を言わなきゃ誰の事を言ってるのか分からない、二年生の夏休みは九九を覚えなきゃならない等々。
全くもって効き目なしで、もう半ば私が匙を投げたような形で、息子への小言は終焉を迎えたのです。
現在息子は小学校高学年です。低学年の頃の酷さに比べれば、本人比ではそれなりの成長もあったのですが、やはり同年代のお子さんに比べたら幼稚で、中学受験とも無縁の成績。
それでも私は思うのです。
親の理想通りに子供は育たないんだなと。
私も「○○のようなお母さん像」を息子に押し付けられたら到底無理で、平均点に満たない母親なんだもの。
お互い、(現実はこんなものよね!)と明るく折り合いをつけている親子関係に、この上ない居心地の良さを感じるのです。
あくまでも本人比での成長さえ見込めれば、トンビの子はトンビで十分だと思う日々なのです。

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