春というとイメージするもの

春というと一番にイメージするものが桜という方も多いですよね。
我が家も鎌倉まで毎年桜を見に出かけます。
人でいっぱいになるけれど、やっぱり一年に一度美しい桜を鑑賞するのはなんだか気持ちがいいですからね。

サクラと言えばお花見だけれど、最近は桜を使ったお菓子を良く見かけます。
和菓子では昔からあったんですよね。
代表的なのは桜餅ですね。
春らしいピンクがきれいで、なんとなく女性は桜餅好きですよね。
最近は和菓子でも桜を使ったものがいろいろあって、私が働いている洋菓子店では毎年春になると桜ロールと桜のプリンを出します。
淡いピンク色がきれいで、味も美味しいけれどイメージが春らしくってケーキの詰め合わせに入れたくなるのはよくわかります。
でも、実は桜味の洋菓子はちょっと苦手です。
なんとなくイメージが和なので洋菓子で食べると違和感があるのかもしれません。
お友達のお家を訪ねる時なんかには、ちょっときれいなのでいいかなぁとも思います。
日本は、季節を眼だけでなくて舌でも楽しむことができるのでいいですよね。
これからは、春らしい野菜などもいろいろ出てきますね。
菜の花は春の代表という感じですが、ひなまつりにお浸しで頂きます。
まだまだ春の食材が沢山出てくるので旬をいただいて、パワーをたっぷり分けてもらいたいですね。
カラダは自分がたべるものから出来ているのですから、シッカリと旬の物をいただいて、元気にその季節を乗り越えたいと思います。

映画で観た盛岡に行って石割桜を見た

昔観た映画が素晴らしく、舞台となった盛岡に行ってみた。石割桜は特に感動した。逞しくて強いシンボルだ

盛岡が気になったのは、昔々見たとある映画が素晴らしかったからである。
先にドラマでもやっていたのだが、どちらも本当に胸が熱くなる素晴らしい作品だった。
泣かせる場面が至る所に散りばめられていて、ハンカチなしでは見られない作品だった。
下級武士が、努力に努力を重ね、仁や義を大切に生きているのだが、ある選択をしてから周りから否定されるようになる。
しかしそれは、何よりも家族を大切に思っているから。
今ならごく普通の考え方なのだろうが、あの時代は全く違っていた。
私は、この小説も読んだことがある。
有名な作家が書いた作品なのだが、やはり素晴らしかった。
そして思ったのである。
一度盛岡に行って石割桜や岩手山などを見たいと。
石割桜のように逞しく強く生きることを、小説の中で主人公は子供たちに教えた。
石を割って咲く桜のようになれと、確かそんなことを言っていたと思う。
もちろん、その石割桜も見てきた。
裁判所の前にあるそれは、本当に驚く物だった。
想像していたよりも大きな石と言うよりも岩を割ってみごとな桜を咲かせていたからだ。
寒い地方で暮らす人たちは優しくて根性があると聞く。
本当にこの桜の様だなと思った。
そして、美味しい物もたくさん食べてきた。
どこに行っても爽やかな景色と涼しげな空気が心地よく、人気の町であることも頷けた。
今度は主人を誘って行ってみようか。
それとも、私だけの秘密のお気に入りスポットにしようか。
心が疲れた時はオススメの場所だと思う。
のんびりとゆったりと時間を過ごすのにはもってこいの場所だ。

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