貴重な妊婦生活の恥ずかしい珍騒動

妊婦の経験。それは私の人生においてかなりの上位ランクの「貴重な経験」でした。
よく壮絶な出産シーンをイメージされる方が多いと思いますが、私の場合は「珍」というイメージが残っています。

まず予定日になってもなかなか産気づかない私はネットで調べました。
なに?スクワットがいい?確かに重力があるし、赤ちゃんも降りてきそうだな…。
そしてウォーキングとスクワットにチャレンジ。
臨月入ると足元が全く見えません。
まさか、自分がサンダルを履いてウォーキングしているとは思いもよらずに、せっせか近所の大きな散歩道を歩いていると大家さんに会いました。
「あら、お散歩?サンダルで転ばないようにね?」
サンダル!!??やってしまったと私は、急いで家に戻ります。
そして、3階まで一気に階段を上がりきり、無事家に着きました。
母にそのことをメールすると、危ないからじっとしていろという返事が返ってきました。
それもそうですよね、今なら母の気持ちがよくわかります。
でも私だって必死です。
次にスクワットをしました。
私の人生の中でスクワットなんて、今まであまりなかったのでつらさにびっくりしました。
本当に結構な回数をやりました。
主人が帰宅したのも気付かずに私は真剣にスクワットしていました。
すると、「なんか戦いに行く戦士みたいだな…。」と後ろから主人の声がしてびっくり。
そして、今日の自分の行動を話しているときに、足がつったのです。
それもそのはず、普段から運動しないのに歩いたり走って戻ったり、階段上がったり、〆にスクワット!
痛い!痛い!と言い始めたら主人が真っ青な顔になり「病院に電話!」とあたふたするのです。
違うと言う言葉も出ないほど足がつってしまい、しかも大きなお腹で足を手で伸ばしたり触ったりすることもできず悶絶。
もう主人はさらに真っ青。
その後、主人が産気づいたと思って電話をしてしまった産婦人科に私が何度も謝罪をしたのは言うまでもありません。

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