足し算の愛と掛け算の愛の違い

足し算と掛け算、どちらかが「0」だと「0」になってしまうのは掛け算です。
私は昔から「家族の愛は足し算、恋愛の愛は掛け算」だと思っています。
それは相手も思い合っていないと恋愛は成立しないと言う私の考えがあるからかもしれません。

家族の愛は、たとえ相手が0であっても、自分の愛情をいくらでも注いでよいと思います。
そしてそれは結果的に合計した愛情が生まれることを私は期待しています。
それに反して、恋愛の愛は、相手が0であった瞬間、こちらがいくら愛情を注いでも空振りなのです。
空振りならまだいいのですが、相手の感情が自分に対してマイナスになってしまうと、合計がマイナスの愛情になってしまうのです。

ストーカーなどがその例になるかもしれません。
でも、愛情は相手の状態によって、本当に喜ばれるものから、迷惑がられるものにまで変わってしまいます。
いくら自分が同じ量の愛情をかけたとしても、相手によって結果ががらりと変わってしまう怖いものなのです。

そんな風に前から考えていた私は、家族の様な足し算の恋愛は成立するのか…とよく悩んでいました。
もちろん、答えはNOなのですが、もしも成立したとすれば、それは見返りを求めない純粋な愛情で、相手に伝えることのない愛情でなければいけないのかな、なんて思っています。
純粋な片思い、そして告白する気がゼロである様な恋愛は成立したとしても、思っている側は大変切ない愛かもしれません。
そう思うと、やはり見返りを求めない相手をも求めない愛は家族同士での愛であるのが一番いいのです。

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