忘れかけてた事があった

恋も仕事も順調で何一つ不満や不安がない。
私はとてつもなく幸せな人間だと思う。
だけど、最近どうしてか何をやるにもやる気がおこらない。
それはどうしてかなぁって考えてたんだけど、幸せ過ぎて向上心というものを忘れかけてたよぉ!

とにかく毎日同じ様な生活なのに、その生活に対して不満に思う事もなく、ただ単に時間にプカプカ浮いてる様な状態だった。
それじゃいけない。
より良い未来を作る為には自らが向上心を持って動き出さなきゃだよね!
って事で鏡をみながら今の自分に足りていない部分を探す。
そうすると1秒で足りていない部分発見!
肌汚い!
最近食べたいものを食べるだけ食べて、眠くなったら時に寝る。
食生活がグダグダだし、睡眠時間も短いことが原因なんだと思う。
パソコンとか触ってるとすぐに深夜0時をまわってしまう。
こないだなんて引越しする予定もないのにネットで物件情報を見てしまって気付いたら朝だった。
あとこれと言って体を動かす様な事もしてない。
これからはちゃんと自炊してバランス良い食生活に変えていく。
そして意味なくダラダラ夜更かしするのも辞めるし、適度に運動もはじめようと思う。
そうすると肌が綺麗になるだけじゃなく、きっと体も今よりしまってスリムボディーになるだろうなぁって想像するとやる気になる!
人間幸せボケして向上心を忘れてしまうとロクな事にならない。
もっともっと幸せになる為に日々向上心をもって変化のある毎日を過ごしていきたいなぁ。

忘れて生きていくこと

毎年毎年変わらずに思うのことであるが、「今年の夏は暑い」。
冷房は嫌いなのだが、かけておかないと本当に命の危険があるくらい。
夜中も寝苦しくて何度も起きるし、外から帰ってきた時はすぐに冷房をかけてその近くに行って涼んでしまう。

とにかく外が暑くて暑くて尋常でないのだ。
特に今年は、肌をじりじりと焼くような灼熱の感がある。
と思っているのだが、果たして去年はどうだったのか。
いつまでもだらだらと暑かったのは覚えているのだが、それがどのくらい暑かったのかという話になると、とんと記憶がない。
今年くらい暑かったのか、はたまたそれより上か下か。
そう、人間は過ぎ去ったことをすぐに忘れて生きていくらしい。
いや、人間に限らない。
おそらく三歩歩けばものを忘れるという至極失敬なレッテルを貼られている鶏でなくたって、全ての動物はものを忘れて生きているのだ。
それはおそらく自己防衛反応の一種に違いないと踏んでいる。
忘れるべき事柄は忘れて生きていかなければ、いつまでもその思いに振り回されて生きていくのは苦痛のほかない。
という訳で、おそらく人間は季節の暑さ寒さに関しても、同じような防衛反応を示した結果、翌年になるとその程度を忘れるのであろう。
去年の方が涼しかったどうかなんて、全く生産的ではないもの。
暑かった寒かったというつらい感情は、過ぎてしまえばまず真っ先に切り捨てられるのである。
そうして、毎年毎年かわらずばかみたいに、「今年は暑い」とか、「今年はいつもより寒い」とかを繰り返していくのだ。
もう去年の感覚は忘れているにも関わらず。

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