用意しただけで満足な気分になる

昨日こんな言葉を聞きました。
「昨日時間をかけて作った学習計画表!すごいでしょ?これで勉強がはかどる!」と、その子はにやりと笑って私に見せてくれました。
もちろん私の子どもなのですが、やってみる前に満足するタイプの私にそっくりだと思ってしまったのです。

本当に私は昔からその性格で、学生時代に買ったテニスラケットはなかなか日の目を見ることはなく、さらにその後追い打ちをかけるように購入したテニスシューズやテニスウエアなどはむどこにしまってしまったのかわからないほどです

この「準備をして満足してしまう心」はしっかりと私の子どもに遺伝していたのです。
もうこれには、子どもばかりを責めるわけにもいかず、そしてどうアドバイスをしたらいいのか分からず、「良かったね、これから勉強頑張れそう?」と言うしかありませんでした。
そして、先週は家にある電子ピアノの専用のいすとスタンドを買ってしまった私。
なんとしても、子どもたちにピアノをやってもらわなくちゃと思うのですが、なかなか進まず。
それもそのはず、電子ピアノの電源が家のコンセントに届かず、延長コードが必要なのですが、それをまだ購入していないのです。
それでは、音は当然出ないのです。
買って満足もいいのですが、肝心な部分が抜けている自分にさらにまた嫌気がさしてきます。
どうしたものでしょう。
本当に自分自身にガッカリしてしまいます。
よく、勉強するときに「ノート作りに時間がかかり、ノートができた瞬間ヤッタ感が出てしまう」というのは聞いたことがあるですが、私にはそこまでやりきることもできません。
この中途半端な私の性格をしっかりと遺伝している子どもたち。
これからどう接していけばいいのか、母としての技量が試される時でしょう。
頑張れ私、そして子どもたち、遺伝の壁を越えて見せてください。

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