英語に対するコンプレックス
私は実は英語が好きで、日常会話プラス少し複雑なことも話せます。
普段、友達には言ったことがありません。
でも、ある日公園でアメリカ人と思われるパパさんが、子供連れで私の犬に近づいてきました。
だから、英語で対応し、少し笑い合ったりなどの簡単なやり取りがありました。
それを見ていた知り合いの子供たちは、すごいすごいと私の周りにやってきました。
子供たちもママも、英語ができるんですねと言って話しかけてきました。
私の英語でのやり取りはごくごく簡単なやり取りでしたが、こちらが気恥ずかしくなるくらいすごいと言われました。
私より英語ができる人なんてたくさんいるけど、やはり日本ではまだまだ英語が話せると、「すごい」とか「頭がいい」とか、そういった特別なイメージが未だにあると思いました。
語学の習得ははっきりいって難しいと思います。
それは、ゴールがないからです。
ここまで出来ればゴールということがないので、終わりがありません。
日常会話はできると思っていますが、英語が話せますかと聞かれて、自信を持って話せますと言いたくない自分がいます。
もっともっとできるようになりたいという向上心が、逆に英語に対するコンプレックスに繋がっている部分があります。
ですから、年に数回英語を見たくない時期があります。
それくらい私は英語が話したいという思いが強いです。
芸能人で、少し英語が話せると、あの人はすごいとか、頭がいいとか言われたりするけれど、それを見ているとやるせない気持ちになります。
私の方ができると言いたいけれど、本当にそう言い切れるのかなど自問自答になってしまいます。
堂々と英語ができると思えるのは、どのくらいできるようになったらなのか、自分でもわかりません。
英語を勉強していると、つくづく語学の習得は難しいと思うのです。