本を読む時間を作る
美容院は一年に何度か行く場所で、キレイにしてもらえるのでなんとなくテンションが上がります。
美容院でどの様に過ごすかは、人によって違うでしょう。
雑誌を読んで過ごす人、自分が持って行った本を読んで過ごす人、美容師さんとお話を楽しむ人。
私は、ほとんどが雑誌を見て過ごしています。
行きつけの美容院だから美容師さんもよく知っている方なのですが、数か月に一回行く美容院でプライベートなお話をするのはちょっと苦手です。
だから、貴重な時間はめったに読むことのない女性誌を呼んだり、自分が読もうと思っていてなかなか時間をとれなかった本を持参するようにしています。
パートや家事などで毎日忙しく過ごしていて、なかなか本を読むことのできない主婦にとって病院の待合室や美容院、電車の中は本を読めるとっても貴重な時間だと思います。
だから、いつそんな時間が出来てもいいように読みたいと思っている本は持ち歩くようにしています。
なかなか時間がないので買ってから数か月、読み終わるまでに時間がかかってしまう本もあるけれど、読み終わった時の達成感もそれだか感じることができます。
子どものころから本を読むのが大好きだけれど、毎日の生活でゆっくりと本を読めなくなった今、貴重な時間は大切に使いたいと思っています。
読みたい本は山ほどあるので、すこしずつ少しずつ読みたい本を制覇していきたいです。
そうして、少しずつでも自分の中に知識が増えていけば、生活にも厚みがでるのでしょうね。
憧れを持たせてくれる専門書たち
読書が好きである。
三度の飯より本が好きだ。
と、言ってみたい。
実際、三度の飯はこの世で一番大切なものである。
それはともかく、実際に読書は好きである。
小説は、自分で言うのもおかしいが、かなり読むのは早いほうであると自負している。
電車の行きかえりで大抵一冊は読み終わることは出来る。
まあ、行きかえりにどのくらいの時間がかかるかというのは秘密であるが。
そんな私は、時々小説ではなく、難しいテーマの本に惹かれてしまう癖がある。
例えば、心理学。
カウンセリングから臨床まで幅広く興味があって、臨床の精神疾患の症例を考察したような専門的なものにまで惹かれた。
そういう専門書を購入した。
すぐに寝た。
それ以来、何度その本を開いても同じところで眠くなるので一行に話が進まない。
相対性理論とかにも興味を持った、理由は知らない。
そういう専門書を購入した。
すぐに寝た。
私は数学が、中学1年でとまっているのを忘れていた。
それから、考古学、生物学、化学、とどういう訳か、理数系に惹かれて色々と書籍を購入してしまうのだが、どうしたって私の脳は完璧に文系脳なので開くとすぐに眠くなり、結局2,3ページですぐに断念である。
こんな読めもしない本たちに、「もしかしたら」という望みをかけながら購入するなんて、一体自分はどれほどロマンチックだったのだろうか。
それも、ちょうど給料が出た後に買いに行くから、結構糸目をつけないで高額なものを買う。
結局今でも家には、実際役に立たずに終わった、もったいない書籍たちがある。
でも、当時の私の「憧れ」を満たしてくれたこの書籍たちは、決して無駄ではなかったろう。
その時々の私の青春の渇望を癒してくれたのだから。
それにもしかしたら今からでも何かしら成功できるかもしれない、なんて淡い夢は未だに持ち続けているのである。